病気になってからでは遅い

ワクチンと予防接種には定期接種と任意接種の2つがあります。
定期接種は国や地方の自治体が赤ちゃんへの接種を推奨しているもので、地域によっては無料、有料であっても経済的負担が少ない費用で受ける事ができます。

任意接種は赤ちゃんにうけさせるかどうか、保護者が決定するもので、任意で受ける事ができます。
重要度がすごく高いという予防接種やワクチンは、通常、定期接種で受ける事になるので、任意接種はそれほど重要度が高いというものではありません。

定期接種は受けるとしてもママたちが迷うのは、任意接種でしょう。

任意接種でも受けておく方がいいものもある

任意接種は重要度が高くない予防接種、ワクチンといわれますが、重症化するということもあるので、全く必要ないと簡単に考えるわけにいきません。

ロタウイルス腸炎は赤ちゃんもかかりやすい病気ですが、下痢、嘔吐などが激しく起こるため、脱水症状がが起これば点滴なども必要となってしまうため、入院が必要となるほど重症化することもあります。

こうした症状が起こるかもしれない、重症化することもあるということを理解していないと、予防接種を行わないにしても、対応が遅くなってしまうので、任意接種で受けられる予防接種への知識を持っておくべきでしょう。

任意接種は保険適用にならない

定期接種は国や自治体が費用を負担してくれる、もしくは無料となるため、費用の心配はありませんが、任意接種は費用がかかります。
しかも、健康保険適用とならないため、接種に関しては基本的に自己負担となります。

ただし、任意接種であっても、自治体によっては助成を受けられることもあるので自治体の方へ確認をとってみるといいでしょう。

任意接種を知らず、また病気の症状などを知らずに、もしも病気にかかり重症化してしまった・・・となると、お子さんに大きな負担となります。

どのような任意接種があり、費用等はどうなっているのか、しっかり調べておくべきでしょう。

子供の腹痛って怖い

赤ちゃんは泣く、ということでしか痛みや不快感を表すことができません。
また小さいお子さんも、おなかが痛いということは伝えられますが、おなかがどのように痛いのか、どのくらいの激しさなのかといった痛みの度合いを知らせることができません。

ママたちはおなかが痛いといわれると、どんなふうに痛い?どのくらい痛いのかしら?とひどく不安になります。

熱などは体温計で図ることでどの程度の熱なのかわかりますが、おなかの痛みは計測できないため、痛みの判断、病院へ行くタイミングがよくつかめないのです。
今回は子供がおなかの痛みを発する際、知っておきたい痛み、症状として虫垂炎について紹介します。

急性虫垂炎ってどういう病気?

友達、また兄弟や親せきなどが盲腸になったと話を聞いたことがある方もいらっしゃると思いますが、急性虫垂炎は、虫垂と呼ばれるお腹の右下にある大腸の一部が炎症を起こしてしまう病気です。
ウイルスこの病気は、一般的に2歳くらいから発症がみられ、一番多くなるのが小学校、中学校くらいの年代です。

小学校や中学校くらいの年代であれば、しくしく痛い、ものすごく痛いなど痛みの形容ができます。
でも2歳、3歳くらいで急性虫垂炎になると、痛みを知らせることができないため、症状に気が付いたときには時間がたっていて、時に壊死にまで進むと手術も、予後も大変になってしまうので、子供の様子をしっかり見極める事が大切です。

なぜ、大腸の一部、虫垂という部分に炎症が起きてしまうのかというメカニズムに関しては、いまだわかっていません。
ただ、ウイルスや細菌、また便の塊が詰まるなどが原因ではないかといわれています。

症状はどんな感じ?

発症してすぐは、みぞおちあたりが痛み、だんだんと虫垂がある方、よく盲腸になると傷みがでるといわれている腹部の右下あたりに痛みが異動します。医者

小さいお子さんの場合、痛いということは言えても、どんなふうにどこが痛いのかということが伝える事が出来ないので、機嫌がよくない、吐き気がある、元気がない……というときには、病院へ行って先生に見ていただく方が安心です。

もしも小さいお子さんが「火のついたように」泣き始めたら、激しい痛みが襲っている事が多く、その場合、炎症から虫垂に穴が開き腹膜炎を起こしていることもあるので、できる限り早く病院へ行く、もしくは救急を呼びます。

治療方法は外科手術か薬物療法

急性虫垂炎でも症状が軽いという場合、炎症を止める抗生物質を投与し様子をみます。
ただ切除しない限り、また同じ場所が炎症することもあるので、年齢や時期などを考慮し施術する方がいいでしょう。

外科手術は炎症を起こしている虫垂を切除するという手術になります。
以前は虫垂部分の皮膚を切って切除するという方法だったのですが、今は腹腔鏡による施術ができます。
そのため、以前よりも短い期間で退院できるようになってきています。

ママたちの大きな悩み、おしっこうまくできるかな

親がそろそろおむつを外したいと思う時期に始めるトレーニングだからおむつはずし、ここには、早くおむつをはずして、面倒なおむつ替えを終わりたいという親の勝手な願いがあります。

でも本来は、赤ちゃんがおしっこが出るという感覚をわかるようになり、自分から大人と同じよういトイレに行くことができるタイミングで赤ちゃんが自然とおむつしなくて良くなるのを待つ、という事でおむずはずれというのです。

そもそもいきなりおむつが取れる子なんていません。
トイレに連れて行ってタイミングよくおしっこが出れば、次からおしっこに行けるようになる、というのは大きな間違いで、お子さんによっておしっこできるようになる、わかるようになる時期は違います。

膀胱の機能が整わないとおしっこをトイレで出すまでしないという事もできませんし、おしっこしたい感覚がわかりません。
膀胱におしっこをためることができるようになり、おしっこの感覚が長くなった、おしっこの1回の量が多くなったという時、やっとおむつはずしの時期が来たという感じです。

おしっこはトイレでするという事を認識する

生まれてからすぐにおむつされ、おしっこもうんちもそこにするのですから、赤ちゃんにとってはそれが当然だし、トイレに行くという事を理解するまでには時間がかかります。

いきなりトイレに連れて行かれてびっくりしてしまう子も多いので、出来れば、ママ、パパがおしっこをするところを見せてあげて下さい。
男の子は、こうやって「ちー」をするんだ、女の子はこうして「ちー」をするんだ、という事を理解できれば、トイレに行っておしっこ、ウンチをすることが当たり前なんだということがわかってきます。

トレイトレーニングの流れ

最初はおしっこの事も理解していないので、おむつを替える時「おしっこでたね」と声かけをしましょう。トイレ
ママがトイレにいくとき一緒に連れて行く、おまるを利用するなら、お人形やぬいぐるみを座らせて「ちーしましょう」と語りかけします。

起きた時、外出する前、外出した後などに、トイレに行こうと誘います。
ママもちーするから○○ちゃんも一緒に行こうと声を変えておくと、座ってみる……といってくるかもしれません。

何度も何度もトイレに行こうといわれると嫌になってしまうので、もじもじしたりしていたら、「ちー行こうか?」と誘います。
ぎりぎりまでまってタイミングよくトイレで出せると、少しずつ成功の回数も多くなっていくでしょう。

また、トイレを失敗しても決して怒らないようにしましょう。

トイレをすることに恐怖感を抱かせると子供は委縮してしまいなかなかトイレがうまくできないようになってしまいます。
トイレが成功したことを褒めてあげることによって子供は自信がつき、トイレが徐々に上手になっていきます。

子供は大人の言うことに従わないのが当たり前

子供の事が好きになれないなんて、親失格……と落ち込んでいるママもいるかと思います。
こどもは大人の都合など分からずにグズッたり泣いたりするため、分かっていてもつい叱ってしまうこともあるかも知れません。
泣きやまない子供にイライラしてしまったり声を荒げてしまうことはありませんか?

そんな時はあまり考え込まず、真剣に向き合いすぎず遊びを取り入れてみることで子供との接し方が今まで以上に楽しくなります。

子供に何かをして欲しい時は言葉で子供を説き伏せるのではなく遊びを取り入れることで子供を楽しい気分にさせることが大人の賢いやり方です。
叱りつけるのではなく、子供が進んで物事に取り組んだ方が積極性が増します。

ママ、お着換えさせて

ミルクを下の子にあげている時にお着替えさせてとくる……パパにやってもらってといってもママがいいといって聞かない、こういう時には着替えを前もってバックなどに入れておき、「お着替えの袋はどこにあるかな?○○クンは見つけられるでしょうか?」とゲームにしてしまいましょう。

いつもとは違うママの反応にきっと遊びに参加してくれます。
着替え以外でも、「朝飲むミルクはどこにある?パンを上手に食べられるかな?パパと競争!」といい方を変えるだけでも、子供は喜ぶものです。

お菓子買って攻撃をされたら

お菓子買ってー、抱っこしてーとスーパーなどでごね始めたら、「家に帰ったら○○クンが好きな電車ごこっこしようぜ!」と好きなゲームをやる約束をします。

帰宅したら下の子を抱いたままでもいいので、お子さんが好きな電車ごっこしてあげます。

ここでのポイントは絶対に嘘をつかないことです。
家に帰ってからちょっと疲れたから休憩では約束が違います。

家に帰ってから即、よし、電車ごっこするよ!とママの方が張り切って言えば、お子さんはきっとその気持ちを感じて喜び、お菓子を我慢してまで帰ってきてよかったと思えるのです。

夜泣きが怖いというママも多い

月赤ちゃんに夜泣きはつきものですが、あまりに激しい夜泣きに疲れてしまうお母さんたちも多いと思います。
夜泣きがすごくていきなり火がついたように泣き始めて抱っこしてもミルクを与えてもオムツを替えてもダメといったこともあるかと思います。

そんな時車で近所をドライブしたりしてみると治まったりする場合もありますが、何分かするとまた泣きだして降り戻しになってしまうこともあるでしょう。

睡眠時間を削られてしまってノイローゼになってしまうこともあるでしょう。
しかし、夜泣きはいずれ終わります。

今は本当に毎日大変だと思いますが、永遠に続くことはないし、こういう事も赤ちゃん世代だからのこと、夜泣きは仕方ない……と思って気楽に構えておきましょう。

中には全く何をしてもダメ……という子もいますが、中には原因を探って取り去ってあげたことでぴたっと夜泣きが止まったという子もいます。
先輩ママさんたちの意見を見てみましょう。

夜泣きするのはどうして?

医学的にも夜泣きの原理、原因ははっきりしていないのです。太陽
何かのきっかけで睡眠サイクルがくるってしまったという事もあるし、生活の中の何かが刺激となっていることもあります。

大人の生活リズムがバラバラだと、赤ちゃんのリズムもくるってしまいそれが原因で夜泣きをするという事もあります。
何の原因もなく夜泣きがひどいという時、生活リズムを見直してみるのもいいかもしれません。

いつになったらおさまるの?いつごろ始まるの?

まだ夜泣きがない赤ちゃんでも、この先夜泣きって始まるのかな?と不安に思っているママもいるでしょう。
早い赤ちゃんだと生後3ヶ月くらいから始まるといいますし、長いお子さんだと1歳半くらいまで夜泣きが継続したという場合もあります。

また赤ちゃんによっては全く夜泣きが見られなかったという子もいますし、1歳くらいから1歳半くらいまで驚くほど夜泣きをしたという子もいて、バラバラです。
いきなり始まって数日でいきなり納まったというお子さんもいます。

夜泣き対策としては

赤ちゃんも3ヶ月くらいになるとだんだん夜まとめて寝るようになってきます。
もちろん大人のように全く起きないで眠るという赤ちゃんは少ないのですが、少しずつ眠る時間が長くなっていきます。

赤ちゃんはミルクを飲んで寝て、飲んで寝てというサイクルを繰り返していますが、その中でも、朝大人と一緒に起きるという生活にして、昼と夜のリズムをしっかり付けるようにします。

自然と太陽の光がさすように、遮光カーテンなどを利用せず、朝日が自然と入り込んでくるようにしておくと、体内時計が作られやすく、次第に朝起きて夜眠るというリズムが出来ていくでしょう。

赤ちゃんがしっかり眠る事が出来るように、寝る前2時間くらいは、テレビの映像が目に入らないようにすることも大切です。
かなり刺激になるのです。

ママドキドキ、プレッシャーにならないように!

公園にデビューすること本当にママたちにとってプレッシャーとなっているようです。
赤ちゃんのために日光浴もかねて公園にいきたい、でもすでにママたちのグループが出来上がっているとなかなか行くことができない、公園デビューって簡単なようで何か難しいのです。

地域のコミュニティに入っていく事、周りのママたちと仲良くする事は、イコール、何かあった時に頼りになる存在が近くにいるという事になります。

いつから始めたらいいの?と月齢を期にされる方もいますが、1ヶ月健診が終われば、赤ちゃんも徐々に外出時間を増やしていく方がいいので、いつ、という事はなく、ママと赤ちゃんの都合がいい時でいいでしょう。

ベビーカーに乗せていってもいいですし、ママが抱っこしながらお散歩ついでに公園によって、ベンチに座って一息、という事でもいいです。

タッチができるようになるとベビーカーよりもあんよしたい時期となるので、抱っこして行って公園でつかまり立ち、ちょこちょこ歩くなどの運動をするようになります。

歩き初めまでは一人にしない、それ以降は近くで

歩きはじめの時は、室内でしっかり歩くことができるようになっても、公園では必ず付き添ってあげます。
ふらふらしている月齢では、遊具に頭をぶつけたり、転ぶこともありますので場合によっては怪我となってしまう事も多いのです。

しっかり歩けるようになったら、お子さんからちょっと離れて見守るという感じでいいでしょう。
ただ、ママ友とお話に夢中になって道路に出ていたのが分らなかったという事では困るので、お話ししながらも目を配る事を忘れないようにしましょう。

何か注意する事はある?

ママが思うよりも、赤ちゃんが外の世界に触れるという事は非常に刺激が強いことですし、ママが思いもよらないことに興味を示し、危険な事をしてしまう事もあります。

何でも口で確かめようとするのが赤ちゃんなので、砂、葉っぱ、ごみなどを口に持っていかないように常に目を向けておくべきです。
夏はかなり汗をかきますので、水分補給できるようにしておくことが必要ですし、着替えを一つ持っていくと涼しくなったとき着せることができますし、汗をかけば着替えさせることもできます。