乳腺炎にしこりが!原因と対処法が知りたい!

ママの健康についてもきちんと理解しておくべき

赤ちゃんが一番困るのはママが病気になる事です。
お世話をしてくれる人が、いつもはママだったのに今日は違う……となると神経質な赤ちゃんは敏感に察知し、機嫌が悪くなったりするものです。母

ママが健康で、赤ちゃんも健康、家族全員が健康であることが赤ちゃんの成長にとっても、何よりのことなのです。

ママがおっぱいをあげている期間は、母乳トラブルがつきものです。
おっぱいをあげている時間は、赤ちゃんとのスキンシップ時間、ママにも赤ちゃんにも安らぎの時間なのですが、乳首が切れてしまったり、何となくおっぱいにしこりがあるような気がすると不安になる事も多いのです。

おっぱいトラブルの中でも気になる、おっぱいのしこり、乳腺炎のことについて理解しておきましょう。

乳腺炎ってどんな病気?

乳腺炎には急性うっ滞乳腺炎、化膿性乳腺炎があります。
急性うっ滞乳腺炎は、ママの乳管が細い、またそろそろ断乳しようというとき、母乳を赤ちゃんに飲ませないようにすることで、母乳がおっぱいの中に多くなってしまうことで起こりやすくなる病気です。

乳房全体が赤みを帯びたり、おっぱいにしこりを感じる、痛みがあるという場合や、乳頭に詰まった母乳が見える、さらには微熱があるというときには、この病気が疑われます。
放っておくと高熱が出て苦しい思いをするので、違和感があれば婦人科の先生に相談しましょう。

化膿性乳腺炎は乳腺が細菌類に感染して炎症が出てしまうことで引き起こされる病気です。
歯が生え始めの赤ちゃんに噛まれたり、吸い付きが強すぎて乳頭が傷つきそこから赤ちゃんの口腔内細菌が感染し、炎症を起こすとこの乳腺炎になります。

特徴は激しい痛み、さらに腫れ、また全身に震えが来ることもあり、時に、急性うっ滞性乳腺炎と一緒に進行することもあるので、早めの処置が必要です。

乳がんと乳腺炎の違いをあまり信用しない方がいい

乳腺炎はおっぱいが乳腺に詰まることで炎症を起こしたり、腫れたり、また細菌感染し症状を引き起こします。

しこりがある場合、動く、場所によって堅い、柔らかいなど違いがあるという特徴がありますが、乳がんの場合、しこりが動くことはなく全体が硬くなるためわかりやすいといわれています。

ただ、この感じ方は、人によって全く違うので、自己判断をしない事、これは鉄則です。
おっぱいに異常を感じたら必ず婦人科等専門の先生に診てもらう方が安心です。

しこりの解消と対処法

入浴中、ぬるめのお湯で体を温め、乳房をマッサージするなどの方法があります。
しかし症状が悪化していると痛みが強くなったり、腫れがひどくなるので、冷却する事なども必要となります。

しこりの解消法に関しても、おっぱいの状態によって違うので、医師に確認して、今の状態にあった解消法を聞いてみる方がいいでしょう。