叱らない子育てにも「しつけ」は必要!自由と放置の違いについて

マナーを分からせることは必要

電車や喫茶店、ファミレスで子供たちが走り回っていても、全く叱らないママさんたちが多くいます。女性

自分の家でならば叱らなくても良いこともあるかもしれません。
しかし公共の場でのマナーは子供に意識させた方が良いです。

自分の子供が他人に迷惑をかけた時はきちんと叱らないといけません。
分別がついていない子供を叱らずにいると子供の成長に悪影響を及ぼしてしまいます。

叱らずにいい点を伸ばす、これは欧米定期な考え方の育児ともいえますが、みなさんは叱らない育児、子育てについてどう考えているでしょう。

自由にのびのび育てるのとしっかりしつけて育てる違い

しつけに関して日本では学校でも道徳教育やしつけをしっかり行い、人間教育を行うという目的があります。
しかし海外の学校は「勉強をするところ」なので、しつけも全く行われませんし、教室、学校の掃除は業者さんが入っています。

お子さんが問題を起こすと「学校ではしつけを行っていないので」親が即呼び出されしっかりしつけるように注意されるのです。
厳しくしつけようとしたことで委縮した子供に育つ可能性があるなど問題になり、のびのび育児になった、でも逆にのびのび育児にし過ぎて、子供がマナーを覚えたりできなくなった、どっちもどっち、という気がします。

昔の日本、今の日本

今の日本でのびのび育児をするのは間違いかもしれないと感じるところもあります。
ご近所さんとの関係が昔と全く違うからです。

お父さん、お母さんが叱らなくても、隣近所のしつけにうるさいおばさんたち、おじさんたちが「こらっ!」と叱り飛ばしてくれていました。
でも今はそういう事はほとんどありません。

のびのび育児の中でも、他人に叱られるようなことをすると、自分も恥ずかしいし親も恥ずかしい、そういう事をしっかり植えつけていく必要があると感じています。

バランスのとれた育児とは

各ご家庭に事情があり、子育てについて考え方の違いもありますので、一概に何がいいのか、という事はわかりません。
とにかく、子供の事を一番理解し、子供のしていることをしり、子供にも大人が考えていることを常にお話しする事が必要だと感じます。

自分の家族にとってバランスのいい育児というのは、それぞれですが、絶対にしてはいけないことを明確に伝える事と、悪いことをしたら向き合ってしっかり話をする、という事が大切なのだと感じます。