出っ歯にならないために!指しゃぶりの対処法

子供の指しゃぶり、出っ歯の原因になる?

赤ちゃんの癖は色々で、耳に手をやる癖があったり、指をしゃぶる癖があるなど、様々です。
赤ちゃんは生後2ヶ月くらいから4ヶ月くらいにかけて指しゃぶりを始める子がいますが、これはストレスを感じていたり、寂しいと感じているのではないかと親御さんは皆さん気にされます。

しかしこの指しゃぶりは赤ちゃんの成長の証で、無理にやめさせようとすることはありません。
この時期ではなく、断乳するときや卒乳のときに、指しゃぶりが始まったという赤ちゃんもいて、無意識に行うことなので怒っても効果はありません。

しかりつけたりやめさせようとしたりすることは特に必要ありませんが、歯の成長ということを考えると、やめさせたいという気持ちもわかります。
自然と赤ちゃんが指しゃぶりをやめるように自然に仕向けていくことが求められます。

指しゃぶりの理由は成長の理由

指しゃぶりの理由は成長の証し、これは指で遊ぶということを覚えたから行っていることです。
指をなめるという行為で心を落ち着かせるということもありますので、成長とともにしなくなるのを待つほうがいいといわれています。

愛情が足りないわけでもないし、寂しいと思っていることもありませんが、その後もしつこく続けるようでは、歯並びにも影響すると考えられますので、自然にやめる方向に持っていきます。

お散歩に行って外の景色を一緒に見てお話するとか、一緒に遊ぶ時間を多くして、赤ちゃんが指遊びをしないようにすると自然にやらなくなっていくことが多いです。

グッズを使って指しゃぶりを防止

例えば爪をかむなどの癖をなくすために利用できる市販されている商品があります。
お口に入れると苦味を感じるようになっているグッズは、赤ちゃんに悪いものは含まれていませんので安心して利用できます。

マニキュアのトップコートのようなもので、爪にぬってよく乾燥させると強い苦味が出てくるという商品で、いったんすると数日効果がつづきます。
重ね塗するとその効果が継続するということなので、こうしたグッズを利用してもいいでしょう。

最初は臭いがかなり強く、本当に大丈夫なの?と心配されるママもいるのですが、しばらくして乾くとにおいもなくなります。
かなり強烈に苦いので、このグッズを利用したお子さんの中にはたった1日で指しゃぶりをしなくなったというお子さんもいるくらいです。

指しゃぶりをしなくなってからストレスがあるのでは?と心配される親御さんも少なくないのですが、経験された親御さんたちによると、あれほど執着していた指しゃぶりをまったくしなくなり、親がびっくりしたといいます。
親が思うほどお子さんは指しゃぶりに執着していることはなく、案外すっきりやめられるようなので、あまり神経質にならないように今のところ見守っておきましょう。