産後鬱の原因にもなっているミルク問題!母乳?ミルク?本当はどっちが良いの?

母乳のことで悩まないで

最初にママたちに言っておきたいこと、それは、母乳がいい、栄養素が違うとずっといわれてきていますが、今の粉ミルクは母乳と変わりない成分を配合してあるので、母乳をあげられない事情があっても、母乳がでなくても、まったく気にすることはないということです。

もちろん、病気で母乳をあげられないママも、愛情が足りないなんて絶対に思わないでほしいのです。

母乳が出ない、あげられないというと、まるで鬼の首をとったように「駄目なママね」なんていうお姑さんもいますが、お姑さんの時代とはミルクの質が全く違うのですから、そんな言葉を気にすることは全くありません。

こうした問題は、とても多く、傷つけようと思っていなくても辛辣な言葉でおっぱいに関してうんちくをいってしまうお姑さん、親戚の方がきっといると思います。
でも、気にしない、今の粉ミルクで問題なし、栄養素満点!と自信を持ってください。

完全母乳って少ないのです

産後鬱になるほど、心に傷を持ってしまうママも多いのですが、実は、「完全母乳」で育児をしているという人は、混合の人、ミルクの人よりも少ないのです。

専門家の方にお話を聞くと、だいたい、100人のままのうち、赤ちゃんが満足できる量の母乳が出る人はそのうち、40%くらいで、混合3割、ミルクのみも3割です。

母乳が出るママも復職時期が早くなっていますので、断乳の時期は以前よりずっと早いですし、お出かけの時など、おっぱいだけという生活だとミルクを飲んでくれないこともあるので、ミルクをちょこちょこ使っているというママたちなのです。

ミルクの利点は多いんです

免疫という点や、さっとあげられる、ミルクを作る手間がない!など、母乳には母乳のよさがありますが、ミルクだってよさがないということはありません。
実は、利点が多いんです。

何か用事があったり、ママのストレス解消で美容院へ行くというときだって、ミルクならおっぱいの時間に帰宅する、搾乳しておくということなく、預けることができます。

お腹もちがいいのでよく寝てくれるし、どこにいてもミルクとお湯などグッズがあれば躊躇なくあげられます。
また乳頭のトラブルや乳腺炎等の病気トラブルも回避できるのです!

風邪をひきやすいとか、愛情が足りないとか言いたいことをいわれていますミルク育児ですが、いわせたい人には言わせておきましょう。
愛情が足りない事なんて全くないし、栄養的な問題もまったくなし、ミルク育児に自信を持ってください。