ウチもそろそろ始めるべき?離乳食について

そろそろ離乳食?食べてくれるか心配

赤ちゃんも生後半年くらいになるとミルクやママのおっぱいだけではなく、離乳食に切り替える時期がやってきます。
この離乳食への切り替えの時期については、赤ちゃんそれぞれで半年くらいからはじめても、もう少し遅くてもかまいません。

赤ちゃんの様子を見ながら、そろそろ離乳かな?と思う時期に、離乳食を開始する準備を始めます。
初めてミルク、おっぱい以外のものを口にするのですから、あせる必要はまったくなく、そのお子さんのリズムでゆっくり進めていきましょう。

最初はのんびり、重湯などから

最初はのんびりミルクやおっぱい以外の味に慣れていくことがステップとなります。
10倍がゆをお米からつくり、しっかりペースト状にしてから赤ちゃんのお口に1日目は1口、2日目も1口、3日目に2口・・・という具合に少しずつ進めていきます。
回数は1日に1回です。

嫌がるようなら無理に口に入れなくてもいいです。
また翌日同じように同じ量お口に持っていく、ということを繰り返してみてください。
2週目に入ったら、野菜などをプラスしていきます。

こうしておかゆになれたら、お野菜のペーストなどを徐々にはじめます。
あせる必要はなく、赤ちゃんが体調を崩したりしたらストップしてかまいませんし、嫌がるものはやめて野菜でトライしてもいいと思います。

豆腐、白身魚などをすりつぶしたもの、滑らかに口当たりよくしてあげましょう。

7ヶ月から8ヶ月になったら舌でつぶせるくらいの硬さへ

7ヶ月から8ヶ月くらいになったら、徐々に硬さを加えていきます。
1日2回、回数も1日1回からふえて食べる食材も少しずつ多くしていきます。
お肉や魚なども舌ですりつぶせるくらいの硬さにして、卵は卵黄なら1個、全卵なら1/3個利用します。

卵などもあせる必要はなく、少しずつ与えてみて、赤ちゃんにアレルギーなどが出てくるようならストップしてください。
果物、乳製品などもこの時期から少しずつ加えていきます。

9ヶ月から11ヶ月ごろの離乳食

離乳食の回数が1日3回になりますが、2回もうまくいっていないということなら、あせることなく、3回の日を増やしていくくらいの気持ちで進めます。
食事の目安は、歯茎でつぶせるくらいの固さです。

この時期はご家族と一緒に食事をするというたのしみを知る時期です。
ご飯は全粥かやわらかいご飯を上げてみてください。

お魚、お肉、豆腐、卵(1/2)など色々な食材を食べられるようになり、量も増えますが、この時期は好き嫌いが出てきます。
嫌いなものも、好きなものと混ぜて食べさせてみるなど、工夫します。

ママたちは離乳食が始まると本の通りに進まないことで不安を感じるようですが、離乳食はお子さんによって進み方がまったく違います。
無理に食べさせておなかを壊してしまうこともありますので、あせることなく赤ちゃんのリズムで進めていくことを忘れないようにしましょう。